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結構本気なワリには飽きっぽい

最終更新日 : 2009/03/22

 日本で一番多いタイプがこれではなかろうか(笑)。

 特に楽器という物に真正面から向き合ったことのない人が「いきなり10万とかってそりゃちょっと」「だからといってオモチャレベルじゃイヤ」となるのはよくわかる。

 パターンとして「本気になったときあとで買い換える必要性が低いギリギリラインの物を選んでおく」ってのと「何事にも飽きっぽい自分にプレッシャーをかけるためにどうせならウン十万円の物を買っておく」のふたつがあるだろう。

 一番いいのはお店に直接で向いて自分の懐具合と自分の性分を正直に話しセレクトしてもらう方法だ。

「そんなこと言っても全然弾けないのに楽器なんて選べるわけない」

 ですね。そういうときはたいがいお店に二胡のひとつやふたつバッチリ弾ける人がいるので弾いてもらって選ぶといいだろう。

  • あらかじめ電話をして自分の都合の良い時間帯に二胡が弾ける人がいるかどうか確認してから出向くこと。
  • 電話での対応のカンジがいいお店を選ぶこと。
  • 店舗のない商社などでも通販をやっているところなら事務所などで販売に応じてくれるところがあるので一応問い合わせしてみよう。
  • 試し弾きの際は全部同じ弓で同じフレーズを弾いてもらうこと。弓が違うと音も変わる。
  • 先に予算を決めておくこと。癒し系の音にクラクラしてウルトラ予算オーバーになっても知りません。
  • 概ね6〜7万円クラス以下ってのは本気になったとき買い換えの必要が発生することが多い(たまに大当たりもある)。
  • ヘビ皮は艶があるものを選ぶこと。布などで撫でてみて引っかかり感があるガサガサした物はNG。
  • 確実な数字は物によってまちまちだが25〜30万円を超えたあたりから二胡は「音質」だけでなく工芸品としての価値が乗ってくるのでそのへんを頑張って見極めること。
  • 本体にあまり予算をかけられなくても弓はちゃんとした物を選んでおくこと(弓の竹の節がボコボコしるのはボディに当たるとカチカチいって雑音になるのでNG。それと馬のしっぽに適度なボリュームがあること)
  • ケースは軽くて肩に背負えるような物(発泡スチロールで成形してあるようなもの)が便利なので最初から付いてくる物がそうでなかったらできれば変えてもらうこと。重くて肩に背負うストラップのないハードケースは丈夫だけれど邪魔くさい。
  • ダメモトで値段交渉はしてみよう。
  • 本体の値段交渉に行き詰まったらワンランク上の弓、ワンランク上の松脂、換えの弦を数セット、換えのコマ数個、上記のようなケース、チューナー、教則本などを安くサービスしてもらえないかも交渉のしどころとなる。イヤな客にならない程度に貪欲に頑張ろう。
  • 購入となったらその場で弓に松脂を塗っておいてもらうとあとでラクである。
  • 二胡を習おうとしている人は教室の講師がセレクトして販売していることもあるので、講師に相談してみるのも手だ(割安になることもあれば割高になることもあるので一応ネットなどで相場を調べてから購入しよう)。

 近所に店舗がない場合はネット通販を利用することとなるが、値段が値段なのでなるべくなら電話をかけて対応をチェックした方がよい。
 その際も上記と同じようにケースや弓、その他付属アクセサリーの相談をして、例えば弓に松脂を塗って調整しておいてあげましょう、とか、気に入らなかったら着払いで返品してもらって構いませんよ(この場合傷など付けると返品はできなくなる)、などいろいろ親切なことを言ってくれるところもあるので気に入ったところに出会えるまであちこちに電話してみよう。

 親切なお店になると自分の店舗で売った二胡でなくても二胡を持っていけば数百円の弦を買うだけで弦交換をやってくれるところもある。つまり二胡が大好きな人達が愛情を持って販売しているお店は信用できると言うことでもある。

 あと、日本語の少々たどたどしい人(たいがい中国人)が電話口に出てくることがあるが、話さえ通じれば特に怪しいということは滅多にないのでそこはこだわるところではない。

 全部で20万円、なんて言われると結構ビビる。でもヴァイオリンなんて言ったらそれじゃ弓1本も買えないので二胡は実はエレキギター並みに安上がりなんである。

 それと、本場中国に出張に行くからそんとき買って来ちゃえ、と考えるのは早計である。

 まず中国本土でも思っているほど「本物」は安くない。

 それから地球にはワシントン条約という物があって動物が保護されているがニシキヘビもその条約の中に入っている。中国で購入すると「このヘビ皮は養殖である」という証明書をお店に出してもらって役所に出向き1週間くらいしてから発行される許可証のような物を取得していないと日本では通関できない。

 チェン・ミンさんが自分の二胡を日本に持ち込むとき没収されかかって成田の税関で二胡を弾いてみせてやっと許可された、という逸話もあるし、他の中国人プレイヤーが来日する際税関問題があるので自分の二胡を持ってこないで日本で借りた、という話もあるくらいだ。

 たまに「全然税関フリーパスでしたよ」なんていう話もあるがそれの人はラッキーだったということ思っていた方がいいだろう。

余談:
 日本から自分の二胡を持ち出す場合は出国の際税関に証明書を作成してもらって、帰国の際にそれを提出することとなっている。




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