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数字譜じゃないとダメですか?

最終更新日 : 2009/05/21

 過去にピアノやバイオリンをかじったことがある人にとって二胡最大の鬼門は数字譜である。

「良宵」の出だしはどう転んでも「ファラシレミ」であって「ミソラドレ」になんて一個も聞こえない「固定ド」あるいは「絶対音感」の人にとって数字譜は見ただけで頭が痛いものだ。

 そういう人達のために数字譜をオタマジャクシに変換して二胡を教えてくれる人もいるらしく、思わず飛びつきたくなるがそれにはひとつ問題がある。

 世の中に出回ってる二胡の楽譜のほぼすべてが数字譜で書かれているので数字譜が読めないと様々な二胡曲を演奏して楽しめなくなってしまうのだ。

 私も強固な「固定ド」の「なんちゃって絶対音感(だいたい音感)」であるがゆえに数字譜を初見でスラスラなんて死んでも無理である。

 自分では「ファラシレミ」のつもりで弾いてる横で師匠に「ミソラドレ」なんて言われた日には手が止まりかけるほど混乱してしまう。

 ではどうやって数字譜に対処しているかと言ったら、楽譜が言語化してしまっている人間の宿命でこれはもう「固定ド」の音名で覚えるしかない。二胡の楽譜で主に見ているところは「弓の方向」と「指使い」くらいである(ピアノ出身の人間にとっては「一」が親指でないというあたりも最初の鬼門だったりもする)。

 少し数字譜に関わっていると数字譜の便利なところもたくさん見えてくるがあくまでも「便利」であって自分の中にスルッと入ってくるかというとそうでもないのが悩ましい。

 私の場合子供の頃から楽譜を書くときはいきなり五線紙に向かわず紙に「ドレミ」とカタカナを並べて書いていた経緯があるのでそれでもまだどうにかなっているが、オタマジャクシから音形を目でとるのが当たり前になっている人はさぞかし大変だろうと思う。

 この苦労はそうでない人たちにいくら話してもなかなか理解されない。

 それでも数字譜を「読もうと思えば読める」「書こうと思えば書ける」「人に説明するときとっさに数字→ドレミ変換はできる」くらいにはなっていないと二胡ライフが難しいものになってしまうのだ。




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